香川県高松市 工期/60日
立体的に交差する直線美。
敷地面積や建物のボリューム、角地という人の目に触れやすいという条件から、重厚感を演出するとともにアイストップとなる仕掛け的なデザインが必要と判断しました。骨格となるデザインにおいて、まず留意したのは玄関部分の配置と道路の角にあたる隅切り部分。団地への進入路から建物を含めてどのように魅せるかを考えたところ、道路と直角に玄関部分をとることにより目線を受ける配置としました。
また、隅切り部にはライトアップを目的とした高さのあるシンボルツリーを植えることに。ここで採用したものがシンボルツリーを強調するような浮遊感のあるプラントボックス。
壁とも立体的に交差させることで人の目線を留める効果を出しております。お庭のデザインも直線にこだわり、テラススペースに高低差をつけ立体感を作るとともに、荒々しい自然石を積み上げて光の陰影を感じられるものとなっております。
凛とした雰囲気を放つ空間になりました。